この記事の3行まとめ
- 韓国の伝統的な開運グッズ「액막이명태」が再注目されている
2026年、韓国ではZ世代からシニア世代まで幅広い層の間で、伝統的な厄除けアイテム「액막이명태(エクマ。 - 日本語に訳すと「厄除けスケトウダラ」。
- 韓国では古くから、干したスケトウダラ(ブゴ)を玄関先や店舗に飾ることで邪気を払い、福を呼び込むと信じられてきました。
韓国の伝統的な開運グッズ「액막이명태」が再注目されている
2026年、韓国ではZ世代からシニア世代まで幅広い層の間で、伝統的な厄除けアイテム「액막이명태(エクマギミョンテ)」が再び注目を集めています。日本語に訳すと「厄除けスケトウダラ」。韓国では古くから、干したスケトウダラ(ブゴ)を玄関先や店舗に飾ることで邪気を払い、福を呼び込むと信じられてきました。
最近ではSNSを中心に「可愛くデコレーションした액막이명태」が話題を呼び、伝統的なスタイルにとどまらず、モダンなインテリアにも馴染むデザインが続々と登場中。韓国旅行のお土産としても人気が高まっており、日本からの入手手段も広がりつつあります。
そもそも「액막이명태」とは?歴史と文化的背景
韓国において、スケトウダラ(명태・ミョンテ)は特別な存在です。韓国料理では干し鱈(ブゴ)、凍らせたもの(ドンテ)、生のもの(センテ)など、状態ごとに呼び名が変わるほど暮らしに深く根付いた食材でもあります。なかでも厄除け用に干したスケトウダラは「액막이명태」と呼ばれ、引っ越し・開業・新年といった節目に飾られてきました。
その起源は朝鮮時代にまで遡ります。スケトウダラの大きく開いた口が「邪気を飲み込む」とされたことから、魔除けの象徴として用いられるようになりました。現代でも韓国の伝統市場(광장시장、남대문시장など)に行けば、赤い紐や唐辛子、炭、お金などを添えた状態で売られている光景を目にできます。
なお、액막이명태には「黄太(ファンテ)」と呼ばれる自然乾燥のものが最も適しているとされています。黄太は冬の寒風のなかで凍結と解凍を繰り返すことで黄金色に仕上がり、「金色=金運」の縁起物としても親しまれています。
2026年の最新トレンド:可愛い×伝統のハイブリッド
2026年のトレンドとして見逃せないのが、伝統とモダンデザインの融合です。シンプルな飾り方だけでなく、こんな新しいスタイルが人気です。
ミニチュアタイプ:手のひらサイズの小さな액막이명태。デスクに置いたりバッグチャームとして持ち歩く人も
アクリルケース入り:インテリアとして飾れるケース入りデザイン。ホコリを防げるのも嬉しいポイント
K-POPファン向けデザイン:推しカラーの紐でデコレーションした推し活仕様。ペンライトの横に飾るファンもいる
カフェ風ナチュラルスタイル:ドライフラワーやユーカリと合わせた北欧風アレンジ
車用ミニサイズ:ルームミラーに吊るすタイプ。安全運転のお守りとして人気上昇中
InstagramやTikTokでは「#액막이명태」「#명태인테리어」といったハッシュタグの投稿が増加中。韓国の若者の間では、旧正月(설날)に限らず、新学期や就活シーズンに「運気を上げたい」と購入するケースも目立ちます。