この記事の3行まとめ
- ARMYが歴史を変えた瞬間:「187,000」という数字が刻んだ2週連続1位の真実
187,000。 - これが、BTSが2週連続でBillboard 200首位に立ち続けた2週目の販売ユニット数だ。
- K-POPアーティストがこの記録を達成したのは、史上初めてのことになる(出典:Billboard.com)。
ARMYが歴史を変えた瞬間:「187,000」という数字が刻んだ2週連続1位の真実
187,000。これが、BTSが2週連続でBillboard 200首位に立ち続けた2週目の販売ユニット数だ。K-POPアーティストがこの記録を達成したのは、史上初めてのことになる(出典:Billboard.com)。では、なぜ初週から71%も売上が落ちた週に、あのYeを退けることができたのか。
2026年4月11日付けのBillboard 200チャートで、BTS『ARIRANG』は2週連続の首位を記録した。以下が2週目(集計期間:4月2日まで)の内訳だ。
| 指標 | 数値 | 意味 |
|---|---|---|
| 総EAU(等価アルバムユニット) | 187,000 EAU | チャート順位の基準となる総合単位 |
| 純アルバム売上 | 114,000枚 | フィジカル・デジタル合算の実売数 |
| SEA(ストリーミング換算) | 65,000 EAU | 週間6,849万回の公式ストリーム相当 |
| TEA(トラック換算) | 8,000 EAU | 個別楽曲のダウンロード換算 |
| 初週からの変動 | ▲71%(641,000 EAU → 187,000 EAU) | 大型アルバムでは標準的な落ち幅 |
特筆すべきはVinyl(レコード)の数字だ。初週に記録した208,000枚のVinyl販売は、Luminate(旧Nielsen)が電子集計を開始した1991年以来、グループとして史上最多のVinyl週間売上となった(出典:Billboard.com)。この初週の貯金がチャートの重力として2週目にも作用し続けた。
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Yeでさえ届かなかった頂上:BTSとYe「BULLY」Billboard頂上決戦の全内幕
2週目のARIRANG最大の試練は、Ye(カニエ・ウェスト)の新作『BULLY』との正面対決だった。Yeは152,000 EAUでデビュー2位に入った。歴代14作品すべてでBillboard 200トップ2入りを果たしてきたYeにとっても、ARIRANGの壁は越えられなかった。
Q. なぜ初週から71%売上が落ちても1位を維持できたの?
大型アルバムのリリース直後は熱狂的なファンが集中購入するため初週が突出する。その後の落ち幅は「異常」ではなく、むしろ初週の規模が大きいほど落ち幅のパーセンテージも大きくなる。2週目の187,000 EAUは依然としてその週の全アルバム中トップであり、Yeの152,000 EAUを35,000 EAU上回っていた。
Q. VinylがBillboardチャートに強く効く理由は?
Billboard 200は「EAU(等価アルバムユニット)」で算出される。フィジカル売上(VinylやCD)は1枚=1 EAUとしてそのままカウントされる。一方、ストリーミングは約1,250回の再生でようやく1 EAUに換算される。つまりVinylを1枚購入することは、楽曲を1,250回ストリーミングするのと同等のチャート効果をもたらす。ARMYが208,000枚ものVinylを購入したことが、文字通り歴史を塗り替えた。
Q. Yeの「BULLY」はなぜ2位だったのか?
Yeは今もBillboardでの影響力を持つアーティストだ。152,000 EAUという初週数字は多くのアーティストにとって大記録に値する。しかしARIRANGの2週目が187,000 EAUで上回り、「2週間、頂上から降りなかった」という事実は変わらない。(出典:Variety、Billboard.com)

